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正極材加工フロー

まず、前駆体とLi源を精密に計量し、混合を行います。混合後、成分の偏析を防止し、焼成むらを無くすために造粒を行います。造粒後、バインダに使用されている溶媒を乾燥除去し、ローラーハースキルンなどで焼成を行い、固相合成により正極活物質とします。焼成後は、凝集を解すために解砕を行います。一次粒子にまで解された正極活物質は、サイクル特性などの電池性能を向上させる目的で表面処理を行います。表面処理後、凝集物の解砕を行い、ふるい分けによって粗大粒子を除去します。その後、混合によりロット内での品質のバラツキを抑え、電磁分離装置で鉄系の異物を除去し、製品として計量・梱包されます。

正極材加工フロー
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