PERSON人を知る

臆せずチャレンジすることが将来を切り開く鍵となる。

2020年入社製造部 K.M
学部学科:応用生命科学部
勤務地 :日光工場
製造部 K.M
Q.仕事内容について教えてください。
お客様からお預かりした原料を加工して、粉の状態にする製造現場の仕事に携わっています。お客様のご希望の形状になるよう機械を調整し、原料を粉砕します。粉砕加工後、測定や測量の工程を経て、問題がなければ梱包作業に移ります。
基本的に工場は24時間稼働。機械は常に動いており、流れを止めるわけにはいかないので仕事の段取りを適宜頭の中で組み立てながらスムーズに動くことが求められるのですが、最初の数年間はだいぶ苦戦しました。また、工場は3交代制でまわしているので、引き継ぎはもちろん、社員同士での連携を意識的に取ることも心がけています。
製造部 K.M
Q.仕事の魅力は何ですか。
いろいろな粉を知れることですね。入社前は「粉といえば食品」と思っていたのですが、それはごく一部でしかありません。私が勤務している日光工場では、食品以外の粉の加工が7〜8割程度、食品の粉加工の案件はたったの2〜3割程度です。
私たちの身の回りは意外と粉で溢れています。たとえばデジタル基盤なども元々は樹脂の粉からできているんです。粉の世界は本当に奥が深く、5年経った今も日々勉強が欠かせません。これからもっと経験を重ねて、粉砕の機械のメンテナンスや品質保持などにも関わっていけたらいいなと思っています。
製造部 K.M
Q.学生へのアドバイスや入社を決めた理由を教えてください。
大学では動物の命を扱うような研究をしていたのですが、日々動物の命と向き合っていくうちに、次第に「これを将来的な仕事にするのは私には向いていないのではないか」と思うようになり、あえて生物とは関わりのない仕事に就くことを決意しました。
今の仕事は学生時代に学んだ分野とは別のジャンルの仕事ですが、学生時代にしかできない経験をしたから今の私がいます。学生時代の経験はとても貴重です。様々なことに興味をもち、臆せずチャレンジすることが皆さんの将来を切り開く鍵となると思います。

どう工夫しようかと試行錯誤この時間がとても楽しい。

2021年入社プラント技術部 K.S
学部学科:理学部科学科
勤務地 :古河開発研究所
プラント技術部 K.S
Q.仕事内容について教えてください。
原料を粉砕する機械など設備関係の設計や製作、納品までを一貫して行う仕事をしています。プラント技術部に所属する前はCADを用いた設計を行うだけの部分的な仕事内容を想像していたのですが、お客様との打ち合わせから試運転まで全工程に立ち会うことができます。自分が設計した機械の様子を実際に自分の目で確かめること、そしてお客様の生の声をうかがうことができるのは嬉しい誤算でした。自分の知識だけでは知り得なかったことを知ることができ、自分自身の成長にもつなげやすいと感じています。
プラント技術部 K.S
Q.仕事を通じて達成した成果はどんなものがありますか。
CADで図面を書く工程が一番やりがいを感じます。お客様の抱えるお悩みを解決するためにどういう工夫をしようかと試行錯誤している時間がとても楽しいんです。今の部署に配属されて最初に機械を納品したときの達成感と高揚感は忘れられません。
現在は設備一式を一から揃えるプロジェクトに関わっているのですが、1年くらいかかる規模の大きな仕事なので、これも私にとって大きな成果につながるのではないかと思っています。今はまだ先輩方の下でいろいろなことを学んでいる最中ですが、早く一人前になれるように、これからも日々できる限りの努力を重ねていきたいと思っています。
プラント技術部 K.S
Q.学生へのアドバイスや入社を決めた理由を教えてください。
大学の研究室で触媒関係の研究を行っていたのですが、中でも光触媒に特に興味を持っていました。この光触媒について調べたところ、粉体にすることで効率を上げることが出来ることを知り、その流れで弊社にも興味を持つようになりました。働いてみると、自分が学んだこと、関わってきたこと、失敗したことさえも無駄ではなかったと感じられることが多くあります。自分の芯となるものを見つけ、そこから興味関心という枝葉を広げ増やしていくことで、自分の将来の可能性の幅はどんどん広がっていくと思います。

日常の当たり前を、当たり前として保障、プレッシャーが心地良くもあり刺激に。

2017年入社品質管理課 K.U
学部学科:工学部バイオ科学工学科
勤務地 :利根川工場
品質管理課 K.U
Q.仕事の魅力は何ですか。
やりがいや喜びを感じるのはどのようなときですか。
測定器の日常点検、お客様からのご依頼に基づく物性測定、製造過程の粉のサンプル採取による品質保証の検査などをメイン業務として行っています。品質管理の仕事は日常の当たり前を、当たり前として保障すること。安心や安全を保障しなければならない仕事なので責任は重大ですが、そのプレッシャーが心地良くもあり、ちょうど良い刺激になっています。
品質保証がしっかりとされていないと、クレームや不良品につながってしまうこともあります。それらのリスクをいかに未然に防ぐことができるかについて常に考えながら、また出来上がった品物だけでなく、現場での作業工程も確認しながら仕事を進めるのは大変ですが、やりがいにもつながっています。
品質管理課 K.U
Q.今後のキャリアの展望を教えてください。
品質保証の仕事をスムーズにこなせるようになるためには、専門的な知識を広く知っておく必要があります。
また、品質管理の仕事は点検や測定といったいわゆる品質保証のための確認作業をするだけではなく、事前に不良品が出るのを未然に防ぐためにお客様へのご提案を行うこともあります。お客様へのご提案をするためには、知識や経験、発想力はもちろんのこと、それを適切に伝えるための文章力も必要です。製造に関する知識はあるものの、このあたりはまだ未熟な部分だと感じています。通常の仕事と並行して、伝えたいことを的確に伝える力や文章力を磨き、今後のキャリアアップにつなげていきたいと考えています。
品質管理課 K.U
Q.仕事の魅力は何ですか。
幅広い知識が必要となる仕事のため、日常的に様々な講習会への参加や、やりがいのある資格試験に挑戦することができます。自分から「こういう知識をつけたい」と積極的になればなるほど多くの学びを得られます。知識を貪欲に自分の中に溜めていきたいタイプの人にとっては、最高の環境だと思います。

視野を広げ、お客様も驚く提案を。

2022年入社機能材営業課 M.K
学部学科:文化構想学部文化構想学科
勤務地 :本社
機能材営業課 M.K
Q.仕事内容、日々の業務について教えてください。
まずは製造作業員として製造のスキルを積み、弊社の業務をしっかりと理解した上で、当初から志望していた営業課へ移動しました。私が所属している部署では、主にプラスチックの原料やプラスチックに添加する材料の販売の営業をメインに行っています。自社の製品のほか、他社の製品を商社として販売することもあります。
お客様は高い専門知識を持つ研究職の方が多いので、事前準備を大切にするよう意識しています。たとえばお客様の元へおうかがいする前にはしっかりとリサーチや勉強をして、それぞれのお客様に合わせた適切な商品のご提案ができるように心がけています。
機能材営業課 M.K
Q.日々の業務の中で、特に印象に残った経験や仕事内容はありますか。
弊社の工場を使用したテスト案件があったのですが、それが成功し、結果的に大型案件へとつなげることができたことがとても嬉しく、今でも印象に残っています。達成感を感じたのはもちろん、会社に貢献できたと感じられた出来事でした。
お客様とのつながりをいかにしてビジネスに繋げるかどうかというのが私たち営業の腕の見せどころです。お客様が求めている商品だけでなく、そのまわりに付随するところまで視野を広げてみると、お客様にも驚かれるようなご提案ができることもあります。自分自身の創意工夫が結果や成果につながりやすいところが、日々のやりがいにつながっています。
機能材営業課 M.K
Q.今後のキャリアの展望を教えてください。
まずは目の前の仕事を一つひとつ着実にこなすことが最も大切だと思っています。既存のお客様にご満足いただくこと、継続してご依頼をいただくことも大切です。しかし、将来的には海外において新規顧客の開拓もできたら良いなと考えています。
私自身学生時代は語学に力を入れていたので、この語学力と弊社の専門性をうまく掛け合わせることができれば、さらに高みを目指していけるのではないかと思っています。

常に学び続け、自分自身をアップデートしていくこと。

2016年入社財務部財務課 Y.N
学部学科:人間科学部人間科学科
勤務地 :本社
財務部財務課 Y.N
Q.学生へのアドバイスや入社を決めた理由を教えてください。
大学では心理学を専攻しており、その知識を生かせる営業職や福祉関係の仕事を中心に就職活動を行っていました。しかし、就職後に「本当にやりたい仕事はこれではない」と気付き、新卒で入社した会社に長く在籍することはできませんでした。その後、「自分が目指すものがその会社で実現できるか」という軸で様々な挑戦を続けた結果、セイシン企業の財務部とのご縁があり、現在に至ります。
困難に直面することもありますが、自分で納得して選んだ道だからこそ、前向きに頑張り続けることができています。
また、どんな職種でも言えることですが、常に学び続け、自分自身をアップデートし続けることが大切だと感じています。その積み重ねが、今の自分を支えていると実感しています。
財務部財務課 Y.N
Q.日々の業務の中で、特に印象に残った経験や仕事内容はありますか。
日々の業務として、伝票作成や預金管理、仮勘定や借入金の確認、月次締め作業など、幅広い業務を担当しています。さらに、個人の担当業務として決算業務対応や税務申告書の作成も行っています。
最近では、社内向けの経営情報ニュースの作成にも携わり、会計の小話を紹介するコーナーを担当しています。会計にあまり触れる機会がない社員にも、身近に感じてもらえるよう、自作のイラストを取り入れて工夫しています。楽しみにしてくださる社員も増え、私自身も非常にやりがいを感じています。
また、今年からは毎月1回、工場や開発部門の代表者が集まり、経営戦略を考える会議にも参加しています。財務の専門家として意見を求められることも多く、責任感を感じながらも、経営層や現場の皆さんの力になれるよう、さらに深く広い知識を身に付けていきたいと考えています。
財務部財務課 Y.N
Q.趣味や今後やってみたいことについて教えてください。
私は旅行が好きで、4~5ヶ月に1度のペースで旅に出かけています。旅先では、地域の方々の温かさに触れる機会が多く、毎回多くの学びや気づきを得ています。
知らない土地でのコミュニケーションには少し気恥ずかしさも感じますが、その一方で、自分を成長させる大切な経験ともなっているため、積極的に地域の方々に話しかけるように心がけています。
本棚を訪れた旅行先のガイドマップで埋め尽くすのが夢です。
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