PULVERIZATION粉砕加工

セイシン企業ではこぶし大以上の大きな原料の粉砕からマイクロ粒子の粉砕まで幅広く対応することが可能です。
また、一部の装置はラボ機から大型機まで保有しておりますので、数グラム単位の実験的な粉砕から月間数百トンの大量生産にも対応することが可能です。
お客様の要望をお伺いし、最適な粉砕方法をご提案させていただきます。

粉砕機ラインナップ一例

ジェットミル

ジェットミル

STJ(シングル トラック ジェットミル)シリーズは粉砕室をセラミックスライナーで構成されているため、金属摩耗によるコンタミネーションのリスクを抑えられます。また、ジェットミルは圧縮空気を使用するため、断熱膨張による温度低下により熱をかけずに粉砕することが可能です。数十μm~数μmの粉砕が得意な装置です。
不活性雰囲気下で粉砕する事も可能です。粉塵爆発性のある原料や酸化・吸湿を避けたい原料の粉砕加工が可能です。
加熱圧縮エアーを用いる事で加熱粉砕も可能です。

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インペラーミル

インペラーミル

高速回転するローターと波型ライナーの相互作用によりジェットミルに次ぐ乾式微粉砕が可能です。ジェットミルに比べ到達粒子径はやや粗目ですが、衝撃粉砕とせん断粉砕を組み合わせることにより軟質樹脂や繊維状粒子の粉砕が可能です。数100μm~10μmの粉砕が得意です。

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スパイラルミル

スパイラルミル

2枚のディスク状の固定刃と回転刃を組み合わせてせん断粉砕をします。とくに刃体の形状に特徴を持ち、粉砕刃の高速回転により押し出し気流を発生させ蓄熱を押さえる構造になっています。樹脂ペレットや樹脂フレークの常温粉砕に利用します。

クイックミル

クイックミル

鋭利な多段式の回転刃で破砕します。粉砕室の全周360°スクリーンに覆われているため滞留時間が短く、比較的熱の発生を抑えて粉砕することが可能です。破砕のときに発生する微粉を少なく抑える効果も見込めるため造粒物の整粒や凝集物の解砕などに利用できます。

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冷凍粉砕

冷凍粉砕

液化窒素の超低温(-196℃)を用い、物質の「低温脆性」を利用して、常温では粉砕しにくい原材料の凍結粉砕を行います。

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湿式粉砕

湿式粉砕

ビーズミル、遊星ボールミル、転動式ボールミルを用いた湿式粉砕がお受けできます。能力についてはお問い合わせください。

粉砕コーティングシステム

粉砕コーティングシステム

2流体ノズルを用いて粉砕と同時に粒子の表面コーティングが出来るシステムが構築できます。

粉砕データ(ジェット粉砕機)例

品名 原料粒度 [μm] 粉砕粒度 [μm]
D100 D50 D100 D50
SiN 160 30 22 2.7
65 6 4.25 0.5
SiC 17 0.7 5.9 0.4
27 9.6 16.5 0.4
金属シリコン 1mmPASS 23 4
23 5.7 20 4.7
アルミナ 91 17.8 4.2 1.9
141 49.5 5.6 1.2
10 2.5
250 35 25 3.1
チタン酸バリウム 8.3 2.2 7 0.5
ゼオライト 454 58.4 12 3
16.5 3.8 5 1.4
タルク 95 12 15 3.1
130 9.3 11 2.6
活性炭 422 137 9.9 3.6
1~2mm 11.7 3.4
38 11.8
コークス 32 7 20 4.5
生コークス 29 7 11 3
PEWAX 275 38 52 6
エポキシ樹脂 1mmPASS 10 3
フェノール樹脂 1mmPASS 140 22
農薬原体 27 8.5 16.5 4.5
200 18 20 6
213 28 23 6.5
顔料 54 5.6 7 2
593 88 16.7 6
染料 91 20 11.5 5.4
253 29 16.5 5.4
エポキシ樹脂 1mm顆粒状 45 12
1~2mm顆粒状 24 7
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